日本の無形文化遺産

「無形文化遺産」とはユネスコが定義したもので、芸能や伝統工芸技術、社会慣習、祭礼、口承伝統、民俗技術など、地域社会(コミュニティ)に継承される形のない文化全般のことを言います。
また、日本では「無形文化財」として、演劇、音楽、工芸技術など、形のない伝統的な「わざ(技)」や「所産(長い年月をかけて生み出されたもの)」のことを言います。

具体的には、和食、和紙、伝統的な酒造り、そしてさまざまな「祭り」があげられます。

これは、兵庫県姫路市の「灘のけんか祭り」です。
3つの神輿(神様が乗っていると考えられています)をぶつけあい、より壊れた方が神様が喜ぶと考えられています。神輿の装飾、祭りに関わる人の衣装や役割、掛け声、、、さまざまなものに由縁があり、知れば知るほどに長年にわたり大切に続けられているということがわかります。神輿を担ぐのは成年男性ですが、子どもや女性たちにもそれぞれ役割があり、村全体で祭りがつくりあげられていることがわかります。村の人はこの日のために1年を費やしていると言っても過言ではなく、その情熱は翌日から翌年の祭りへと注がれることになり、つまり彼らは1年365日祭りのことを考えているのだそうです。

また、これは同じ兵庫県ですが日本海側の香美町で行われている「三番叟」です。
こちらは舞台で子どもがメインの役割を演じます。内容は、天下泰平や五穀豊穣を祈るおめでたいものです。観客席の中には神輿があり、神輿が到着してから上演が始まります。

地域によってさまざまな「祭り」があるのが日本のおもしろいところです。
参考になりそうなURLをいくつかご紹介します。
日本への旅の目的のひとつに加えるのも楽しいかもしれません。

兵庫県丹波地域の祭り一覧(一部動画で祭りの様子が見られます)
https://tamba-mori-park.com/project/mg-schedule/

独立行政法人国立文化財機構 東京文化財研究所 無形文化遺産部
https://www.tobunken.go.jp/ich/

京都をつなぐ無形文化遺産
https://kyo-tsunagu.city.kyoto.lg.jp/

株式会社オマツリジャパン(祭りと観光で地域活性化を目指す会社)
https://omatsurijapan.com/